今回の現場の屋根はとにかく寸法に余裕が無い。
先端は極力尖らせるという無茶振りに全力で取り組んでいます  

自分史上最高難度の屋根です。極力薄くする為に屋根垂木も変な加工に。


槍みたいになってますが



指先程で荷重を支えます、



屋根と壁の先端を尖らせる為に四苦八苦してます。  

北区の鉄骨の現場。庇となる部分を薄く尖らせると言うことで木下地造作中。
一般的には鉄骨は精度が高いといわれているが、ビルなどは知らないですが　住宅程度の規模の鉄骨は正直精度はメチャクチャ、真っ直ぐ見せる為に下地の調整が大変です  

鉄骨現場で屋根の造作です、今回は屋根が少し変形で（振れ隅木）が入ります


屋根の山になる部材ですが通常平面で見ると45度の角度で屋根の角に付くのですが今回はそれが（振れ）ています。
これを加工するのには（規矩術）という独特の算出方法を使います、
大工ならではの技術で、宮大工さんなら皆さん習得しています。
私も多少心得てはいますが

この部材一つの取り付けに大工の技が生きています  

名古屋市内で鉄骨造のオフィス、設計は東京に事務所を構える人気設計事務所、完成が楽しみ。