平成30年も残り僅かですが、中嶋建築は休めません。  

工務店「箱屋」はいわゆるデザイナーズ住宅専門の工務店、名古屋はおろか東京に事務所を構える設計事務所からの依頼工事もあります。
私が今手掛けているのは名古屋では有名な服部信康建築設計事務所の設計家です。
細かい作業が多くて進みが遅く見えてしまいます。
何処が変わったの？と聞かないで下さい。　  

今日はクリスマスイブ、世間は代休でお休みですが建築現場には「連休」などという言葉は存在しません。たまに日曜に休めるかどうかです。

高浜のＳ邸、風避けのブルーシートに囲われてなんとも言えない雰囲気です。工務店「箱屋」の仕事は分譲住宅の様には進みません。
打ち合わせを重ね、施主、設計士、監督、大工が作り上げます。  

今回は屋根の修理にきました、雨漏りです。
商店街にありがちな店舗併用住宅ですが、この手の建物はとにかく雨漏りのトラブルが多いです。


正面からみると四角い家ですが屋根にのぼると切妻屋根にパラペットと呼ばれる壁が立ち上がっています

屋根に降った雨がパラペットにぶつかる構造です。雨が上手く壁を回り込んでくれればいいのですが、必ずここから屋内に漏れていきます。　　
構造もの問題で根本治療は無理です。
取り敢えず、トタンを剥がし、木下地も撤去します。

棟の鬼周りも無茶な収まりです。
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防水シートを貼って、木下地も新しくしました。
あとは板金屋さんにバトンタッチです。
リフォームもおまかせ下さい。  

設計事務所専門工務店「箱屋」では常に3〜5件の現場が進行しています。今日は竣工の近い千種区の現場に応援として来ています。丘の上の素晴らしい眺望の住宅です。  

連日の当たらない天気予報に惑わされながらも、高浜市のＳ邸、無事上棟を終えることができました。
広い敷地に伸びやかな1階部分に小ぶりな2階が乗った安定感のある外観です。工務店「箱屋」の皆さん工事完了までよろしくお願いします  

明日は高浜市、Ｓ邸の建前、いろいろ準備してきましたが、加工が上手くいってるが心配は尽きません。
丸柱の加工やアンカーの位置。


屋根の垂木加工など

緊張感で一杯です  

設計事務所専門工務店「箱屋」の新築が始まります。

設計は服部信康建築設計事務所、収まりの難しい家ですが、頑張って完成させます！